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- 可能な検査・処置
訪問診療での診察について
現在の訪問診療では医療の発達もあり、療養先であっても従来の外来や入院時と同じように多くの検査や処置を受けることができます。
また、患者さまの状態にもよりますが、月に2回の訪問診療を定期的に行います。
可能な検査
診察による医師の判断で、以下の検査を行うことができます。
- 尿検査
- 血液検査
- 心電図検査
- 超音波検査(エコー検査)
- 新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症検査
など
CTやMRIといった検査は療養先で実施することは難しく、このような検査が必要な場合は、検査が行えるように調整します。
可能な処置
- 体温や血圧などの測定
- 全身の診察
- 点滴
- 注射
- 喀痰吸引
- 褥瘡処置/外科的処置
- 人工肛門の管理
- 膀胱留置カテーテルの交換、管理
- 膀胱瘻の管理
- 経鼻経管栄養、胃瘻の管理
- 在宅中心静脈栄養の管理
- 在宅酸素療法
- 在宅人工呼吸器の管理
- 気管切開カニューレの交換、管理
- 胸水穿刺
- 腹水穿刺
- 麻薬も含めた疼痛緩和ケア
- 外傷処置
- 胃瘻の交換/管理
- 経鼻栄養チューブの交換/管理
- 中心静脈カテーテルの留置
- 縫合処置
- ミニトラック(輪状甲状膜穿刺)
- 赤血球輸血、血小板輸血
など
※患者さまの容態によっては対応できないこともあります
指定難病の新規申請および更新について
みそら訪問クリニックでは、指定難病に関する新規申請および更新手続きにも対応しています。指定難病の新規申請や更新に必要な診断書の作成を行います。
また、自立支援医療を含む様々な支援制度への申請サポートも提供しています。これには、精神自立支援などの特別な医療ニーズに対応するための手続きも含まれます。
当クリニックでは、こうした手続きを通じて、患者さまが必要な医療を受けられるようサポートし、患者さまの治療と療養生活を全面的に支援します。
※注意…指定難病に関する申請や更新は、患者さまの健康状態や特定の要件に基づいて行われます。全ての患者様が対象となるわけではありませんので、詳細については当クリニックまでお問い合わせください
訪問診療でのお薬について
従来の外来クリニックのように保険薬局で調剤いただくことが可能です。
必要に応じて訪問薬剤師がお薬を配達/管理/服薬指導を行うことも可能です。
薬剤師による在宅訪問サービス
対象者
お薬の管理や受け取りが難しいなどの理由があり、医師から必要性が認められた方が対象です。
薬剤師による在宅訪問サービス開始となる場合、以下のようなパターンがあります。
- 医師による判断
- 薬局に在中する薬剤師が患者さまの服薬状況などを疑問視し、提案・開始
- 家族からの相談や医療福祉関係者からの提案・開始
- 病院から退院するタイミングでの連携により開始
など
上記のいずれの場合でも、医師から薬剤師への指示と患者の状態や処方内容などを記載した「診療情報提供書」が必要です。
訪問回数
原則として、月4回までです。
なお、緊急時や患者さまに特定の疾患がある場合には追加訪問が可能になります。
病状が安定していたら月2回訪問となります。
不安定な場合は2回以上の訪問が可能です。
訪問診療における「訪問薬局」の重要性
訪問薬局は、在宅医療における中心的な役割を果たすものというのが、みそら訪問クリニックの考えです。当クリニックでも、訪問薬局との密な連携を通じて、患者さまに迅速かつ適切な薬剤の提供を実現しています。
診療の当日または翌日にお薬のお届けが可能
訪問薬局の迅速な対応は、往診や看護サービスと同様に、患者さまが治療を開始し、満足するために不可欠なものです。当クリニックが連携している訪問薬局の対応は非常に迅速で、通常、お薬は診療の当日または翌日には患者さまの元に届けられます。